10.自由すぎる世界は心が弱いと耐えられない

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自由を夢見てネットビジネスを始める人は相変わらず多いですが、
(というか増加傾向にあるようですが)
今日はちょっと夢を壊す話でも。

最近音楽関係の人とちょくちょく会うのですが、その中に、
サイトアフィリでちょっとしたメンテナンスをするだけで
月50万くらい稼げるようになった人がいます。

彼は特に働く必要もなくなり、
目覚ましに叩き起こされることもなく、
同世代のサラリーマンと比べれば自由になるお金もあって、
好きなことをして生きていられる状況です。

(多分そういう状況を目指してネットビジネスをやってる人は多いと思います)

ところが彼曰く、今の状態は別に幸せではないとのこと。

とりあえず適度に趣味の釣りをしたり、
たまに音楽で遊んでいるようですが、
なんだか日々に充実感がないというか…

自由すぎて何をしたらいいか分からないそうです。

よく定年後の無趣味の老人が、
何も情熱を傾けられるものがなくなって、
テレビばっかり見てさっさとボケてしまうケースがありますが、
ようはそれに似た状況ですね。

暇なのでよく人生について考えてしまう、と彼は言っていました。

僕もアフィリエイトを初めて4ヶ月目で月収100万超えたとき、
あまりの環境の変化についていけず、
しばらくぼんやりしてしまったことがあります。

とりあえずヤバかった借金を返した後、
欲しかった本やら楽器やらを買ってみましたが、
その後は別に欲しいものもなく…

(田舎なので金を使う先があまりないし、
そもそも金の使い方も知らない)


当時は小説家として成功したいという夢もあったのですが、
そもそも小説家を職業としてやる必要がなくなったので、
自分のペースでのんびりやればいいかとも思ったりして…

友人たちは普通に就職して働いてるから、
気軽に遊びに誘うこともできず…

毎日起きても何も予定がないので、
真昼間から老人にまぎれて近所の温泉につかったり、
観光地を歩き回ったりしてました。

あと目的もなくデパートをウロウロしたりしてました。
ほとんどのものは買えるけど、別に欲しいものもないので、
結局いつも何も買わずに帰ってましたが…。

正直あの頃は少し病んでた気がします。
借金に追いまくられてた頃よりはマシでしたが、
全然幸せじゃありませんでした。

結局無為と孤独に耐えられず、
環境を変えるために東京に出てきました。

そこで色んな人に出会って、やりたいこともできて、
それまでつきまとっていた漠然とした不満感はなくなりましたが。



ネットビジネスで稼げるようになるということは、
ある意味人生すべてが夏休みになるようなものです。
(すすんで忙しさの中に没入しない限り)

ちょっと考えてみれば、
これは一概に素晴らしいこととばかりとも言えないわけです。

小学校や中学校時代を思い返して欲しいのですが…

夏休みも最初の頃は嬉しいですが、
1ヶ月も休み続けると、だんだん退屈してきませんでした?

まあ部活とか習い事とかをバリバリやってたら
退屈しなかったかもしれませんが、
学校が恋しくなった人も多いんじゃないかと思います。



ネットビジネスで手にはいる環境は、
ある意味夏休み以上に夏休みです。
その自由度は学生の比ではありません。



バイトもありません。

宿題もありません。

受験も控えていません。

就活も控えていません。

○○しなさい、と指示する大人もいません。

住む場所や移動の制限もありません。

どこまでいっても休みの終わりはありません。

自分から進んで予定を書き込まない限り、
カレンダーはずーっと白紙です。

(もちろん学生のうちに成功すれば、
何かしら制約はあるかもしれませんが)



かといって、小さい頃の夏休みと違って、
なかなか目先の遊びにだけ没頭することもできません。

親も老いるし、自分も年をとっていくし、
昔一緒だった同級生もみんな違う生き方をしていて、
なんだか忙しそうです。

結婚して幸せな家庭を築いている人もいれば、
仕事で成功して名誉や財産を築いている人もいれば、
病気や事故でなくなってしまった人もいれば、
収入がなくて生活に困り果てている人もいます。

するとなにぶん暇なので、
色々と人生について考えてしまいます。
遊んでるだけで人生過ごして本当にいいのかな?とも感じてしまいます。
(いやまぁ別にいいんですが)



これから先、ある程度の範囲内であれば
どんな生き方でも選べるわけですが、
いざ何かを選ぼうとすると、無限の選択肢があることに気づきます。

もはや目もくらむほどの数の選択肢です。

何をしてもいい、
何を買ってもいい、
何になってもいい、
どこで暮らしてもいい…

じゃあ何をして1度きりの人生を過ごすのが正解なのか?

多分ここでほとんどの人が自分のアイデンティティを
見つめなおすことになります。


すでに情熱を注げるものがあったり、
自分にとっての幸せの形が明確だったりする場合は、
それほど迷うことはないと思います。

突然の環境の変化や、
それまで信じていた常識がまったく意味をなさなくなる状況に、
一時的に困惑はするでしょうが、徐々に慣れます。

しかしそういうものが明確でないと、結局何も明確な道を選べなくて、
たちまち飯食って排泄して寝るだけの人生か、
お金を使って暇つぶしするだけの人生がやってきます。

僕の兄貴は僕がアフィリエイトを教えて以来、
多分累計で5000万〜6000万くらい稼いでますが、
特に生きがいとよべるものがなくて、
毎日ポテチ片手にゴロゴロしながら漫画読んでたら、
この前脂肪肝になって入院しちゃいました。

独立当初は嬉しそうではしゃいでましたが、
自由が当たり前になってしまうと別に幸福感もなくなったようで、
楽しいことがないとよく言っています。
就職しようかな、なんて最近ぼやいています。

ネットビジネスで稼げるようになって独立しても、
すぐに暇を持てあまして、再就職してしまう人はけっこういます。



自由を目的にするのはいいですが、
行き過ぎた自由は心が強くないと耐えられません。
今度は孤独という名のオバケがやってきます。

人間は自由を得たいという欲望の他に、
拘束・服従・所属を求める本能的な欲求ももっているのです。

(例えば特定のコミュニティや規範の中にいると安心したり、
自己重要感を覚えたりすることがありますよね)

自分は自由になった後何をするのか、
明確に決めておいたほうがいいかもしれませんね。
まあただの雑談ですが。



PS.

ベルギービールウィークエンドというイベントに行ってきました。
六本木で開かれているベルギービールのイベントです。

ベルギービール好きです。
基本的にどれも濃厚で香りがいいんですよね。
チェリーやアップルといったフルーツビールもおいしいです。

平日の昼間から酒を飲む暇人がたくさんいます。

4杯飲んだ後、六本木の食べログで一番評価高かった鮨屋へ。
蔵六雄山というお店です。

いやー、これはおいしかった。
一貫ごとに友人と顔を見合わせて笑ってしまうレベル。
赤酢のシャリとか初めて食べました。






ついお酒も進んで、日本酒3杯飲んで、ふらふらになりました。
高い鮨っつっても所詮ただの魚だろうと舐めてたけど、
少し考えを改めねばならないようです。

あと立ち寄った服屋で松井稼頭央に遭遇しました。
さすが六本木。
野球好きの友人が興奮していました。

PPS.

twitterの設定画面から自分の過去の全ツィートを
ダウンロードできることを今さら知ったので、
読み返して懐かしい気分に浸ってました。

僕の初ツィートがこちら。
なんて頭悪そうな・・・。

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